K's flower Column

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罪の声

読書の秋…秋の夜長にということでもないが、風呂上がりにマッタリとFeedly(ニュースアグリゲータアプリケーション)を眺めていたら「グリコ・森永事件」に関する記事を見つけて読んだ。

グリコ・森永事件とは?

1984年(昭和59年)と1985年(昭和60年)に、関西を舞台として食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件。警察庁広域重要指定114号事件。犯人が「かい人21面相」と名乗ったことから、かい人21面相事件などとも呼ぶ。2000年(平成12年)2月13日に愛知青酸入り菓子ばら撒き事件の殺人未遂罪が時効を迎え、全ての事件の公訴時効が成立し、警察庁広域重要指定事件では初の未解決事件となった。「どくいり きけん たべたら しぬで かい人21面相」と書かれた青酸入りの菓子をスーパーなどにばら撒き、国民をパニックに陥れた。

罪の声で、その記事を読み続けていたら「罪の声」というグリコ・森永事件をモチーフにしたフィクション作品に繋がった。元々、この事件には非常に興味を持っていたので、一瞬で牽かれてAmazonで罪の声のKindle版をポチってしまった。

物語は、入院する母親からのとあるお願い事が切っ掛けで自分の父親がその事件の関係者なのかと調べ始めるテーラーを営む男性と、その事件を特別番組で特集する記者との二人の目線から進んでいく。小説内では製菓メーカーの社名は「ギンガ」と「萬堂製菓」と置き換えられ「ギン萬事件」と呼称されているが、紛れもなく「グリコ・森永事件」である。

久々に一気に読みしてしまうぐらい、読み応えがあり、朝早起きして読んで、風呂の中でも読んで、寝る前にベッドの中でも読んで…のめり込んだ。過去に起きた実話をここまで丹念に調べ、フィクションかもしれないがこれも有りだな、と思わせるストーリー展開。

以前に「闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相」という本を読んだことがあるが、それよりも面白かったのは間違いない。自分の年齢が相応になっているからなのかもしれないけど。

余談だが、この本を読んで初めて1983年に発生した「ハイネケン会長誘拐事件」を知った。世界的なビールメーカーのハイネケンの会長が誘拐され、現在の日本円にして23億円の身代金要求がされ、奪われた身代金の大半の行方が解明されていないなど、多くの謎を残しているこの事件。これについても調べたくなった。(※ ハイネケン誘拐の代償

ハイネケン誘拐の代償

罪の声
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